書籍『ANAのカイゼン』刊行を記念して、従来の「ヒューマンエラー対策研修 基礎コース」を5時間に凝縮し、「ANAのカイゼン」を1時間プラスした特別公開講座を開催いたします。
書籍『ANAのカイゼン』著者の川原洋一が講師として登壇いたします。
ANAの実際の事例を交えながら、組織全体で安全文化を醸成し、ヒューマンエラーが起こりにくい職場環境を実現するためのヒントをお伝えします。
定員になり次第締め切らせていただきますので、どうぞお早めにお申し込みください。
<実施方法>
公開講座
会場:弊社 品川研修室
〒108-0074 東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル11F
<開催日程>
2025年3月26日(水)
10:00~17:00(休憩時間を含む)
<受講料金>
52,800円(税込)本体料金:48,000円
<プログラム内容 (抜粋)>
人はなぜエラーを起こすのか (人間特性によるエラー/人を取り巻く環境によるエラー/バイオレーション) |
ヒューマンエラーを防止する為には、人間の思考のメカニズムを理解することが大切です。人間特性の理解の為に、視野の限界や錯視、パターン認識などによるエラーをクイズやゲームを通して様々に体験していただきます。また、エラーを増加させてしまう日常的な要因についてご紹介します。 |
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ヒューマンエラー対策の概念 (ハインリッヒの法則/エラーチェーン/SHELモデルなど) |
事故の再発防止に留まらず、未然防止の観点から「ヒヤリハット」情報を活用することの重要性をご理解いただきます。また、 ・事故はヒューマンエラーや不具合事象の連鎖によって発生する(エラーチェーン) ・自分自身は周囲のファクターに常に影響を受けて、情報をやり取りしながら仕事をしている(SHELモデル) と言った、ヒューマンエラー対策に欠かせない基本的な考え方をお伝えします。 その上で、起きた事故に対して、責任追及をするだけでは真の原因は解明できないこと、何より原因究明の風土作りが大切であることをご理解いただきます。 |
ヒューマンエラー防止法 (エラートレランス/エラーレジスタンスなど) |
起きたヒューマンエラーにすばやく気付き対策する「エラートレランス」、ヒューマンエラーそのものを起きにくくする仕組みをつくる「エラーレジスタンス」。二つの防止法について、指差呼称やSTOP LOOKなど航空業界やANAの取り組み事例をご紹介しながらご理解いただきます。また、一番エラーが発生する事の多い、人間そのものへの対策についてお伝えします。 |
ケーススタディ | 個人ワークとグループワークでエラーチェーンを作成し、基礎コースの振り返りを行います。 |
ANAのカイゼン | デジタルの力を活用した具体的なカイゼン事例をご紹介します。さらには、最先端のテクノロジーを活用した今後の取り組みについて、アプローチの方法を共有します。「カイゼン」を身近なものに感じていただきます。 |
<講師>
1985年ANAに入社。航空機の装備品(慣性航法装置などのコンピュータやコックピットの計器類)整備の現場に8年間従事。その後、航空機部品の購買・修理管理や、整備本部の戦略策定などの部門運営に携わる。2018年に整備部門のKAIZENイノベーション推進室長に就任し、KAIZENとイノベーションの責任者としてリードする。デジタルの力を活用したKAIZENにおいては、「人がやるべきことに集中できる環境づくり」を目指し、未来の整備士像について積極的に変化することを求める議論を続けた。
現在はANAビジネスソリューションの講師としてヒューマンエラー対策やKAIZENの研修や講演を行っている。
プログラム詳細等はお気軽にお問い合せください。
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