企画職に向いている人材とは?採用時に確認すべき特徴を紹介
企画職は、その業務内容が企業や関係部署の方針を決める重要なポジションです。それゆえに求められる責任が大きいため、人事担当者としては適切に人材を配置する必要があります。
本記事では、企画職の人材を採用する際の一つの指標として、向いている人の特徴と必要なスキルを紹介します。
目次[非表示]
- 1.企画職の業務内容
- 2.企画職に向いている人の特徴
- 2.1.①発想力に長けている
- 2.2.②トレンドや流行を敏感に察知できる
- 2.3.③業務に前向きに取り組める
- 2.4.④企業や商品、サービスに強い想いがある
- 3.企画職に必要なスキル
- 3.1.①情報収集力・分析力
- 3.2.②コミュニケーション能力
- 3.3.③論理的思考力
- 4.まとめ
企画職の業務内容
企画職は、企画の立案から実行、検証、改善までを一気通貫で行い、求められる成果を打ち出す仕事です。企画の目的によって以下の種類に分類されます。
▼企画職の種類
- 経営企画
- 事業企画
- 商品企画
- 営業企画
- 広告・宣伝企画
どの種類であっても、立案した企画内容によって、企業や関係部署のその後の動向が定まる点は同じです。そのため、企画職の取り組みが事業の土台を作るといっても過言ではありません。
このように企画職は、企業のなかでも非常に重要な役割を担っています。
企画職の人材を採用する際には、その人の特徴やスキルから適性の有無をきちんと吟味することが大切です。
企画職に向いている人の特徴
ここからは、企画職に向いている人の特徴を紹介します。
企画職として活躍が見込める人材を採用する際には、以下の特徴を有しているか否かを注意深く確認したいところです。
①発想力に長けている
企画職に向いている人材としてまず挙げられるのは、発想力があり、次から次へとアイデアを出せる人です。
企画職では、収集した情報を分析したのち、とにかくたくさんのアイデアを出すことが求められます。その際、優れた発想力を有している人材であれば、アイデアを出すのに困らないのはもちろん、柔軟な発想でオリジナリティあふれる企画を生み出せるかもしれません。
この点においては、デザイナーやクリエイターのように、豊かな想像力が必要な場で活躍していた人材が優れていると考えられます。ほかにも、顧客のニーズに沿ったサービス提供を常に考え、発想力を培ってきた航空業界での就労経験者も、その能力を遺憾なく発揮してくれるはずです。
②トレンドや流行を敏感に察知できる
トレンドや流行に対する感覚が鋭いことも、企画職に向いている人にみられる特徴の一つです。
世間の動向を常にキャッチアップできる人は、時代に即した企画を打ち出せる傾向にあります。時流に乗った企画を立案できれば、多くの人々の心を掴み、順調に業績を向上させることが叶うはずです。
このような特徴を有している人材としては、広告業界やエンタメ業界などでの就労経験がある人が挙げられます。これらの業界では、特にトレンドや流行をいち早く察知することが求められるため、経験者であれば即戦力としての活躍が期待できます。
③業務に前向きに取り組める
業務に対する前向きな姿勢も、企画職として働くうえでは欠かせません。
企画職の業務は、すぐに成果に結びつくとは限らないため、そのような環境下でもモチベーションを維持しつつ、前向きに業務を遂行する忍耐力が求められます。
こうした打たれ強さを求める場合は、数字に追われるなか、強靭なメンタルを培ってきた営業職の経験者がうってつけです。また航空業界の人材も、多様な業務に臨機応変に対応していくなかで、素早く気持ちを切り替える能力が身についているため、企画職としての活躍が期待できます。
このほかにも、医療・福祉業界やマスコミ業界のようにメンタルの強さが求められる分野の経験がある人材であれば、企画職としての素質があるといえます。
④企業や商品、サービスに強い想いがある
企画職として働く人材には、企業や商品、サービスに対する強い想いがあることも求められます。「自社の利益を拡大させたい」「この商品を世の中に広めたい」といった想いが、良い企画の立案や実行につながるためです。
したがって、企画職の人材を採用する際には、自社に対する想いも判断材料として重きを置くのが望ましいです。志望動機や逆質問などから、自社に対する理解度や熱意を見極めてください。
企画職に必要なスキル
企画職の即戦力として活躍してもらうためには、以下に挙げるようなスキルを高い水準で有していることも欠かせません。
①情報収集力・分析力
企画職に必要なスキルとして、情報収集力・分析力が挙げられます。
企画の立案はまず、世の中に需要のある商品やサービスは何か、競合はどのようなものを生み出しているのか、といったリサーチから始まります。しかしながら、適切な情報を収集して分析するスキルがないと、有効なリサーチを行うことはできません。
入念なリサーチによって得られた企画を立案できれば、上層部からの承認をスムーズに得ることにつながります。
②コミュニケーション能力
コミュニケーション能力も、企画職に必要なスキルの一つです。
企画職は、関係部署と連携することが多いのはもちろん、社外の取引先や外注先とともに業務に取り組むケースも少なくありません。企画を円滑に進めていくためには、周囲に対する根回しや利害関係の調整が求められます。
そこで重要になってくるのが、コミュニケーション能力です。高いコミュニケーション能力が備わっている人材であれば、周りと良好な関係を築き上げ、企画を成功へと導いてくれます。
③論理的思考力
企画職として働く人材には、論理的思考力も必要です。
立案した企画を実行に移すためには、上層部やクライアントに企画内容をプレゼンテーションして、承認を得なければなりません。しかし、その企画によって事業の方針が決まる以上、一切の反発なく企画が通るというのは稀です。
そのため企画職には、企画の目的や期待できる効果、その根拠などを論理立てて説明する能力が求められます。論理的思考力に基づいて企画の魅力を伝えられる人材であれば、賛同を得られる可能性が高まり、事業の円滑化を図れるはずです。
まとめ
この記事では、企画職について以下を紹介しました。
- 企画職の業務内容
- 企画職に向いている人の特徴
- 企画職に必要なスキル
企画職に向いている人の特徴としては、豊かな発想力や、トレンド・流行を掴んだ企画を生み出せる能力などが挙げられます。くわえて、情報収集力や分析力といったスキルも備えている人材を採用したいところです。
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